こんな方におすすめ
- 「今編集しているファイルとは別のエクセルファイルにあるセルの値を参照したい」
別のエクセルファイルにあるセルの値を参照する式
その式はこれ!
= 'ファィルが保存されている場所[ファイル名.xlsx]シート名!'A1
結論は以上ですが、
細かく分解して解説をいたします。
まず、イコールを入力する
基本ですが、式を入れるときは、イコールを入力しましょう
シングルクォーテーションを入力する
シングルクォーテーションとは、
'
このマークです。
キーボードの上の方、数字の「7」ひらがなの「や」のキーを、
英数入力モード状態でシフトを押しながら押しましょう。
このシングルクォーテーションは、はじまりと終わりがあります。
なので、少しあとでもうひとつ 入力をするのを忘れないようにしましょう。
少しあとで、をちょつとだけ説明すると。
シート名びっくりマークのあとです。詳しくはこのあとで解説します。
こんなかんじですね。
='ファィルが保存されている場所[ファイル名.xlsx]シート名!'
ファイルが保存されている場所を入力する
ファイルの場所の書き方はこうです。
別のパソコンにファイルがある場合
¥¥IPアドレス¥c:¥ファィルパス
IPアドレスが 192.168.1.10
ファイルの保存場所が cドライブ直下の「excel」フォルダ
の場合、
ファイルの保存されている場所の書き方は
¥¥192.168.1.10¥c:¥excel¥
となります。
もし、自分のパソコンの中にある場合なら、
最初の¥¥192.168.1.10¥ の部分をカットしてください。
ファイル名
エクセルのファイル名を入力します。
サンプル.xlsx というファイル名とします。
書き方は、
[サンプル.xlsx]
です。
[ ] このかっこでファイル名を囲います。
キーの位置はエンターキーの左横あたりにあります。
] はひらがなの「む」のキーです。
[ はそのひとつ上にあります。
シート名を入力します
シート名は、オーソドックスに sheet1 とします。
sheet1!
このように入力します。
シート名とびっくりマークです。
シングルクォーテーションを入力する
終わりのシングルクォーテーションをひとつ入力します。
ここまでが、セル以外の情報です。
セル名を入力する
参照したいセルがA1なら
そのまま
A1 と入力します。
実際の式
='¥¥192.168.10.1¥c:¥excel¥[サンプル.xlsx]sheet1!'A1
このようになります。
活用例
参照したいファィルを社内LAN上にある共有サーバーに置き、複数の社員で編集。
その中にある特定のセルの情報を、
自分のパソコン内に保存してあるエクセルファィルに読み込んで使う。
いちいち入力し直しとかしなくてよくなるので、めちゃくちゃ効率上がりますよ!