子どもがひとりで歩けるようになったころあたりから
「子どもを連れてキャンプをしてみたい!」
「でも・・・自分でやったことないんだよな」
「道具も高いんだろうな」
と思うパパさんも多いのではないでしょうか。
そんな方向けに今回は、経験ゼロから始めるキャンプをコンセプトに
家族で楽しめるアウトドアについて説明します。
最初からキャンプ道具はいらない
キャンプの情報を探していると、なんだかよくわからないけどカッコ良さそうなキャンプ道具が
ずらずらずらずらずらずら〜っと
わんさか紹介されています。
結論からいうと、最初からキャンプ道具を買う必要ありません。
もし、えー!? とおもったのなら、ステップをひとつ飛び越えていると思います。
キャンプの前にすることは外に出かけること
道具を買う前にまず、外に出かけることから始めましょう。当たり前なんですが、これをしなきゃ始まりません。
ドアの外に出ることがアウトドアです。
これまでキャンプの経験のなかった方ならとくに、この外に出かけるということに対してハードルがあるかもしれません。
いろいろな理由があると思いますが、まず外にでましょう。
おすすめは、公園のベンチでお弁当を食べること
とはいえ、何の用事もなく外には出にくいですよね。
そこでおすすめなのが、
公園のベンチでお弁当を食べる。
ことです。
お弁当は、コンビニで買ったものでもかまいません。
手作りでももちろんOKですが
特別がんばらなくても気軽に始められるアウトドア、というテーマでいくと
あえて、コンビニ弁当でいきましょう。(ほっともっととかスーパーの弁当でもいいですよ)
ここまで読んだ方で
「なんだそんなことか。ぜんぜん大したことじゃない。」
と思われた方もいると思います。
実際に公園で弁当を食べたことがある方もおられるかたは、もうここで読むのをやめてください。
一方で、公園で弁当を食べたことがないよ、って方は、
頭の中でイメージをして終わらせずに、実際にやってみることをおすすめします。
アウトドアと人間の本能
公園で弁当を食べるという想像はとても簡単にできることだと思います。
しかしここが分かれ道になります。
アウトドアの魅力というのは、自然のなかで人間の本能的活動を行うことにあります。
だから
それをあたまの中で想像して分かったつもりになるなんて、めっちゃもったいないのです。
その空間に身をおいて、「食べる」という人間の本能的活動を行ってみて、
そこで日常にはない感じるものが、絶対にあります。
それがアウトドアの醍醐味です。
だけど、それをしようとおもったとき、
アウトドア用のテーブルがいるのかな、とか、バーベキューグリルがいるのかな、とか、どうしても道具の方に気持ちがいきがちです。
後述しますが、ネットで情報を調べると道具が欲しくなってしまいます。
でもそんなのは最初は必要ありません。
いままでの人生で、アウトドアに縁がなかったあなたに一番伝えたいのは、
自然の中で本能的活動をしたときに感じる感動、をまずは味わってもらいたい、ということです。
それをもっとも簡単に実現できる方法が、公園でお弁当を食べる、というアクションなのです。
なぜアウトドアは楽しいのか
アウトドアが楽しいと感じる理由、それは前述の通り、
自然の中で人間の本能的活動をすると本能的に感動するからです。
それの感動が、「楽しい」に直結しています。
人間の三大本能は、
- 睡眠欲
- 食欲
- 性欲
の3つで、三大"欲求"とも言われ、上から順番に強いとされています。
公園でお弁当を食べることは、この三大本能の中の食欲を満たす活動をすることになりますから、
日常の生活では感じることのない感動を得られます。
アウトドアにおける睡眠欲と性欲の関係性については、中級編として別の記事で紹介したいと思います。
まとめ
- アウトドアをはじめるなら、まず公園でお弁当を食べてみよう。
- そこで人間が持つ本能を満たす喜びと感動を体験することができます。
- 道具はいりません。
次の休日、奥さんと子どもと一緒に公園に出かけてみてはいかがでしょうか。
楽しそうな笑顔が浮かんできませんか?
素敵な休日になりますように。
少し余談になるのですが。ネットの情報って
どんなジャンルでもそうなんですが、
ネットにある情報は、だいたいブロガーや広告主が儲かるように仕組まれてて
商品やサービスに誘導するようになっているんです。
もちろん検索上位に出てくるサイトで紹介されている商品やサービスは素晴らしいものが多いのです。しかし、最近特に思うことは、Google検索をしてたどり着く先のサイトたちは、どうも同じような類の情報で埋め尽くされているということです。
ひとことで言うと、もっと他に考えや意見ってないの? みたいな。状態。
いくらGoogleとはいえども本音と建前の見分けまでは付かないので、検索結果の情報は商業化しまくってるんです。検索結果に出てくる様々なサイトの記事本文は様々なアプローチで記述されているのですが、なぜか同じような情報やアフリエイト広告バナーにたどり着きます。
しかも驚くべきことに、なにかについてネットで調べると、別の人が調べても同じような情報にたどりつくことが多いのです。
発信側はテレビとなんも変わんない大衆向けに発信しているだけで、でも見る側の心理としてはテレビと違って能動的に自分はその情報にたどり着いたと認識します。表示された広告も自分が検索してたどり着いたサイトに合わせた広告が表示されているのですが、そもそもそのたどり着いたサイトが仕組み化されていたら、そのパーソナライズは本質的には作られたものになります。でもそれを見てそれが自分に必要なものだと信じてしまう。
またサイトに出てくる情報は、様々なブロガーや発信者がチームになって、さもそれが多数派であるかのように、常識であるかのように表現したりして、あなたに商品やサービスをと買わせようとしてきます。
そして買った時も自分で納得して買ったんだ、この商品やサービスは良いものなんだと信じ込ませるアフターフォロー付きで。ある意味、情報操作、洗脳かもしれません。
有名なものでも、ちょっと考えたらそれおかしいでしょってものもあります。
怖いですよね。でもこれがSEOの闇だと思います。
でも、何故ネットにこんなも無料で情報が溢れているのかという理由を考えてみると、当たり前のカラクリなんですよね。
そこにお金が絡んでいるからであり、インターネットはGoogleの検索アルゴリズムのクセを見破って操れる人や企業が儲かるための巨大なビジネスツールになっているのです。
少し斜に構えた考え方もしれませんが、自分がこうやってブログを書く側になった時に見えたものとして、少しでも共有できればと思いました。
情報をどう捉えるかはあなた次第。
今日も良い日になりますように。