「キャンプでかんたんな料理をやってみたいな」と思っているかた、
「登山をして頂上でコーヒーとかを淹れてみたいな」と思っているかたなら、
外でお湯を沸かす方法を知りたいと思います。
お湯を沸かす道具はたくさんありますから、道具選びに迷いますよね。
そんなアウトドア初心者のかた、一人でキャンプをしたいと思っているかたに、これを買っとけば間違いない! というお湯を沸かす道具である、「バーナー」をご紹介します。
バーナーというのは、簡単に言うと、カセットコンロがコンパクトかつパワフルになったようなもので、火を点火させることができる道具です。
筆者はキャンプ、登山などアウトドア歴15年です。いままで使ってきた経験から、友達にもオススメしているとっておきのバーナーを紹介します。
オススメNo.1のバーナー PRIMUS ULTRA BURNER P-153
まず、結論から。
筆者が一番オススメするバーナーは
「イワタニ・プリムス株式会社」から発売されている、PRIMUS ULTRA BURNER P-153 です。
オススメするポイントを紹介します。
オススメポイント1、使うときに場所を取らない
このP-153ウルトラバーナーの最大の特徴と言ってよいのが、使うときに場所を取らないことです。
これ、実はすごく大事なことなんです。
どういうことか解説します。
バーナーを検討する際に、おそらくほとんどの方が候補に入れるであろう別の機種が、これ。
SOTO というメーカーの ST-310 です。
これも、めっちゃかっこいいですよね。
実は、筆者もこれ持ってるんです。
両方使った経験から言いますと、このふたつのバーナーの明確な違いは、使うときの占有面積なのです。
冒頭で紹介した、PRIMUSのP-153の占有面積は、直径11cmのガス缶の底面だけなのにたいして
SOTOのST-310は、ガス缶を横に寝かせて置くタイプなので、ガス缶とバーナー部を合わせて横幅約30m x 縦幅15cmくらいの面積を占有します。
広いテーブルがあれば、別に問題ないのですが、
アドバイスさせていただくと、バーナーの占有面積は小さい方が圧倒的にキャンプが快適です。
理由として
- アウトドアで使うテーブルはだいたい小さくて狭い。(一人キャンプの場合はほとんど)
- 他にもテーブルに置く物がある(皿や食材など)
- テーブルが広げれない場所で使う場合、地面にバーナーを置くスペースがあまりない可能性が高い
といったところです。
実際に、SOTO ST-310を使っていて、邪魔だなあ、と感じたことがあったときに思ったのが上記の3点でした。
見た目はかっこいいし、めっちゃ好きなんですよ。だけど、特に缶の部分、あれが正直、超邪魔です。
おすすめポイント2、 携帯性がバツグン
PRIMUS P-153ウルトラバーナーは折りたたんだときのサイズが、とても小さく携帯性がバツグンです。
次の写真は、PRIMUS P-153バーナーと、SOTO ST-310の 折りたたんだときのサイズを比較したものです。
それぞれの折りたたんだときのサイズはおおよそ次の通りです。
- PRIMUS P-153バーナー・・・7cm x 9cm
- SOTO ST-310・・・14cm x 12cm
大きさの違いは一目瞭然です。
重さも、PRIMUS P-153バーナーの方が圧倒的に軽いです。
特に登山では、携帯性、軽さは道具選びの重要なポイントになります。
オススメポイント3、火力が強い
P-153とST-310を比較した場合、使用するガス缶に違いがあります。
OD缶
PRIMUS P-153バーナーは、OD(Out Door)缶というタイプのLPガスボンベを使用します。
メリット
アウトドア専用設計で火力が強く、寒冷地での使用にも耐えれる。バーナーだけでなくランタンの燃料としても使える。
デメリット
アウトドア専門店など販売店が限られており価格が割高。1缶500円くらいです。
CB缶
たいしてSOTO ST-310は、CB(Cassette Bombe)缶というタイプのLPガスボンベを使用します。
メリット
スーバーやコンビニ、ホームセンターなど、どこでも販売されており、価格も安価。1本あたり100円くらい。
デメリット
寒いところで使うと点火しにくかったり、火力が弱くなったりする。
SOTOの公式見解では、SOTO純正のCB缶を使うように呼びかけており、別メーカーのボンベの使用は自己責任となる。万一着火事故になるとまさに自爆となってしまう。
価格
以上のことから、バーナー選びで迷っているかたには、
PRIMUS ULTRA BURNER P-153 をオススメします。
耐久性もピカイチです。
筆者はもう10年近く使っていますが、これといったメンテナンスもすることなく、なんの問題もなくいつも快適に使えています。
PRIMUS ULTRA BURNER P-153
とりあえず、買っておいて後悔はしないアイテムだと思います。
点火動画も合わせてどうぞ。↓
以上、バーナー選びの参考になれば幸いです。
素敵なアウトドアライフになりますように。